2017年4月1日号

東北マダムたちの「手しごと展」
東京・青山のギャラリーで開催
2グループが初参加 

東北マダムたちの手しご と展「TOHOKU Madams Collection」が3月7日から12日まで、南青山のギャラリー・サロンドフルールで開かれた。
東日本大震災の被害地・東北各地で「ものづくり」に取り組む7グループが手作り作品を出品。作品の展示と販売を通して手づくり作品とグループの存在を広くPRすべく、昨年に続き東京で2度目のイベントを開催した。
今回初参加したのは「ふっくら布ぞうりの会」と「ふたば工房」の2グループ。なかでも越前高田・南三陸・石巻・東松山を拠点にした「ふっくら布ぞうりの会」の展示作品と活動ぶりが目に止まった。
南三陸ふっくら会/陸前高田はまなす会/石巻たんぽぽ会/石巻なごみ会の4グループに加え、子育てママ達のどたばたチーム「share smile Nipon」を加えた5チームで組織。震災で学んだ“シェアする”精神のもと、いつも笑顔でお互いを支え合うママ達が布ぞうり作りに取り組んでいる。
ふっくらとした、いかにも履き心地の良さが伝わる布ぞうりが、一番の人気アイテムに。また、会津木綿で小物づくりをしている女性ユニット「會空」が創り出す熊のキャラクターも、まとめ買いしていくお客が次々現れる人気ぶりだった。
 『一閑張り』手法で仕上げたバッグや器も注目アイテム。籠やザル、瓶などに和紙を貼り、その上に柿渋とニスを塗って仕上げた日本伝統の工芸品。仙台中心にグループで活動しており、今回は手提げバックの他、色々な器も出品した。
 主催のふんぱろうものづくりプロジェクト・亘理孝子さんは「震災7年を過ぎると風化が心配。風化を食い止めるためにも現地で仲間とともに、いつも笑顔で頑張っている女性達にエールを届けたい」との思いで、東京での開催に踏み切った。売上げの一部を東北と熊本で被災した子供達に届けている。

女性ユニット「會空」の手づくり小物作品(素材は会津木綿)
ていねいで美しい仕上がりが人気の「ふっくら布ぞうり」
『一閑張り』の手提げバックは、日本の伝統工芸品