2017年12月01日号

第19回手づくりフェアin広島
来場者30.000万人

「手づくり×DIY」に成果
2日間で1万6千人来場

ハンドメイド作家が軒を並べて出店すると共に、素材やパーツを販売する企業も加えて、約700ブースが集結する「ハンドメイド・メイカーズ2017」が11月10日から12日までの3日間、パシフィコ横浜で開催された。

日本ホビー協会が主催する、昨年に続く横浜での開催。3日間の来場者数は30、580人で、前年比12%増だった。
 ファミリー客に狙いを定めて週末の土日を取り込む日程で開催したが、その狙いは半ば成功し、半ば空振りに終わった。初日と2日目の入場者数が前年比で130%、170%と大幅に上回ったものの、最終日の3日目が前年比75%に留まったからだ。昨年の最終日が土曜日で、今年は日曜日だったので、単純に比較はできないが、目論み通りにいかなかったのは確か。
 昨年と比べて企業ブースの出展が減った分、クリエーターブースが大幅に増え、会期中3日間の出展小間数は、トータルで700小間に達した。小間数が増えただけでなく、質も揃った。選りすぐりの「マルシェセントラル」に出店したブースはもとより、ファッションやアクセサリー、アートゾーンに出店した中で、アイデアとデザイン力で出色のブースが数多く目に止まった。
 来場者に人気のブースは、例えば動物マスコット、色鮮やかに彩色したシューズ、デザインがま口、草木染めの手作り品、郷土人形、編み物(さくらんぼミント・イチゴポーチ・パイナップル巾着)などなど。作品分類で言えば、バッグと帽子と革工芸品の充実ぶりが目立った。
 企業ブースでもちょっとした異変が発生した。レジンアクセ用の素材と用具、手芸クラフト用の糸素材とちりめん生地などが思いのほか売れたことだ。素材販売が4月のホビーショーの実績を上回ったと口にする企業も現れた。
 タレントの篠原ともえさんプロデュースの「花と宇宙のワンピース展」と、千秋さんの完全プライベートなハンドメイド応援企画「ハローサーカス」が出展し、新作発表やセレクトメニューの展示が全体のパワーアップに拍車をかけた。トークショーにも出演した篠原さんのパフォーマンスと云い、「ハローサーカス」ブースの入場を取り囲む人気ぶりは特出もので、ハンドメイドに異次元のイメージアップ効果をもたらすことになった。
 会場内で連日行われたセミナーとワークショップも、目が離せないチェックポイントのひとつ。プレミアムワークショップだけで18アイテム、キッズメーカーズで10アイテム。共通スペースで行われたワークシュップが3日間合計で29アイテム。更にDIY体験講座で7講座。
人気アイテムと必ずしもそうでないアイテムの差が、会場を見渡しての印象。